2017年4月17日月曜日

香りと共に。

ランコムのトレゾア。 ランヴァンのアルページュ。


今、愛用しているフレグランス、香水です。

これらは、ハイヒール哲学の学びや、日々の生活の中で、欠かせない私のアイテムです。


香りには、気持ちを高めさせてくれたり、また、購入した時期の季節感や見ていた景色、その時の感情までも、自然と蘇らせてくれる。


そんな不思議な魅力を持つ香り、香水。










今から12年前、私はどうしても香水の持つ不思議な力が気になり、

当時は妊娠していたのですが、知りたくて習いたくて
フレグランススクールへ半年間ほど通っていた。


名香と言われる香水、様々な天然香料や合成香料、そして長きに渡る香水の歴史、

フランス・グラース地方にある香料研究所、 そして服飾デザイナーや
ボトルデザイナーと調香師とのドラマ、、など様々なこと聞かせて頂いた。


また、自分たちで実際に香水を創作したり、コンテストをやってみたりと

どれも本当に興味深く楽しく、あっという間の半年間でした。

あれから数年が経過し、今でも思うのは、

香水とは一つの芸術作品であり
完成するまでに調香師が、愛と情熱とそして卓越したnez(鼻)によって、
6000種類以上の香料を嗅ぎ分け、分析し、試作に試作を重ねたもの、
そして、香料の元となる生産者の方々、デザイナーの方々、、
様々な方達の努力と愛情が込められ
その結果、誕生した一つの芸術作品であること。


香水の瓶一つを手に取って眺めては、

こうやって世の中に出て私に出逢うまでに、

一体どれだけの人が関わり、どんな物語が、調香師のどんな想いや情熱が詰まっているのだろう、と思わずにいられなくなります。







どの作品も製品そうですが、世の中に発表される前の、影の段階を知ると、

そのものに対して、一層強い、愛情を抱きます。


ハイヒールの哲学に出会い、今もなお奮闘中ですが、

いつか表舞台に出ることよりも
今の地道な行程にこそ、愛を心を込めて、突き進みたい。



そんな思いで愛する香りと共に。

そして尊敬して止まないasami先生と、まだ見ぬ戦友達、自分を奮い立たせてくれる音楽、
そして大切な家族の存在のために。



凜・walking style






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