2017年6月17日土曜日

私の過去。




私は、あまり過去を振る返ることが好きではありません。
それは、思い出すと胸が痛くなるからです。
胸を張って、語れるものが無いからです。

自分を受け入れられなかったから。この一言です。
結構、挫折も多かった我が人生。
一言で表現すると、劣等感の塊。

受験の不合格、酷い内臓疾患ゆえの皮膚病、
多くの失恋、社会に出て味わった自分の不甲斐なさ。
幼少期からの家庭内の不和。
絶対、生涯は安泰だと確信していた父の突然の病気。

小学校の頃から、何故か不思議なくらい、自分と仲良くなる友達は絶世の美女で
かたや到底美人とは程・程遠い自分、それに対する劣等感。

このような事を綴ること自体、
人様の気をさげてしまいそうで、避けたいところですが
自分という人間が、この世に生まれて、これらの経験を味わうことで
どのような意味があるのか。


それは、苦い経験を経たからこそ、私は40代の今が一番、好きであると思えること。


時々、若い頃のお肌に戻りたい、とは思っても
絶対にあの時代には戻りたくない。

それは、今の自分が一番好きだから。
今は自分を受け入れられようになったから。

それは、自分の身体の軸を掴める様になってきたことが最大である。
そして、どんなに素晴らしい環境であっても、
心に忠実に生きていないと
自分に確固たる軸をもっていないと、本当の人生を生きれていないように思う。

そして、冷静に過去の挫折を考えてみると、
数々の失敗も、元をたどれば、自分の努力不足である。

最大限の努力をしてこなかった結果でもある。

そして、家庭不和で悩んでいたとしても、経済的には問題なく暮らしていけたのだから、
有難いことなのだ。

そして何よりも、家庭内不和で、長年に渡って姉弟ともに苦しんだ過程があるからこそ
今の家庭をより一層、幸せに感じられる。
耐え抜いてきた母のことも、一人の女性として、素晴らしいと思う。

自分の病気のおかげで、食物の勉強を沢山した。
おかげで口にする食べ物には、慎重に選べるようになった。
外見の劣等感の塊ゆえ、こんな自分でも少しでも美しくなりたい、
と、様々な美容法にトライしたり、諦めそうになりながらも模索し、今に至る。
きっと、美人に生まれていたら、私という人間は胡坐をかいていたに違いない。


定年近くで、突然、倒れた父。
あの絶望感から感じたのは、
人は絶対に一生安泰、という確定はないのだ、と正面から突きつけられたこと。

それは、今でも私の目の前にいる元気な主人と重なってしまう。
父と同じ運命になるとは思わないけれど、
ストレスになることは、なるべく手放すように私からも助長している。
そして、時に価値観の違いにぶつかりながらも、
健康で真面目に働いてくれることに感謝している。


恥をさらすようですが
私は、全く自信のない人間で、心が不安定なため、他人の言葉に左右されやすかったと思う。
本心に従っていなかったから、結果が悪いと、選んだ自分を責め、
自分に影響を与えてものを責める。
本当に自分の軸が無いゆえの結果である、と今は思う。

しかし、こんな私でも、自分の意志で行動したこともあった。
父に大反対された独り暮らし。
絶対に諦めたくなくて、一ヶ月間の自立するための行動計画表を立て実行し
やっと、許可がおり、晴れて独り暮らしは始まった。
生活は決して豊かではなかったけれど、心の底から幸せだった。

そして、パリへ短い期間、語学研修を受けたこと。
全く言葉は通じない、友達も作れない、いつも一人で悲壮感丸出しでしたが
後悔など全くなく、むしろ孤独でも私は当時、幸せであった。


結果がどうであれ、自分がやりたいと思ったことは、たとえ現状が悲惨であっても
決して後悔することはなかったように思う。

ですので、遠回りな私の過去の人生ですが、
本心に従った生き方を選んだほうが、私は結果的に幸せであると思っている。

そして、様々な苦い経験は、時に自分なりの教訓として、その後の人生に生かされるのである。

人間だれしもそうであると思うが
自分が辛いときに、心に寄り添ってくれた人達のことや、
励ましてくれた言葉やその気持ちは
永遠に心に刻まれていると思う。

そして、今、感じるのは、
様々な経験をして生きてきたからこそ
今、私の周りには
本当に心から尊敬する大好きな友人たちに家族、お世話になった近所の方々、
そしてasami先生に出会えた。

ここに繋がっているのだと思う。

                                                ~Les Caprices~



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フランスから愛と感謝を込めて。

とても久しぶりのブログです。 昨日、フランス・パリに到着した。 ここまでたどり着く為に、福岡では嵐のような日々を過ごしていた。 まずは子供たちの宿題をほぼ完璧に終わらせることに、前半は集中した。 そして後半は、お盆の実家帰省の準備や荷造り、家の大掃除。 ...